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「まちづくり」のこと

まちの未来をデザインしていく
中山史一地域ディレクター

まちの未来をデザインしていく

浜岡町出身の父と御前崎町出身の母のもとに生まれた私は、両町のアイデンティティを受け継いでいると勝手に思っています。とはいえ小学校まで地元で育ったものの、中学高校は静岡市で寮生活を送り、その後大学進学とともに東京に出て就職したので、しばらく御前崎市から離れて生活していました。

そんななか、20年以上従事した広告代理業のつながりで、大御所歌手である橋幸夫さんに「ちゃっきり茶太郎」という故郷の歌を歌ってもらえたときは、故郷にすこし恩返しが出来たかなと思えました。音楽や映画、テレビ番組、お笑い、アニメ等のエンターテインメント業界とお付き合いしてきたことを、真剣に故郷に生かせないか考えるきっかけにもなりました。

現在は東京と御前崎市を行き来しながら、まちづくりに関わる地域ディレクターとして活動しています。今まで無関心だった人に興味を持ってもらい、この地域を知ってもらうことは大変な取り組みですが、仲間たちと共にひとつずつ実現していければ、きっと新たなローカル愛が生まれ育まれていくと信じています。

『子どもたちの夢と希望があふれるまち御前崎』のお手伝いが、すこしでも出来れば幸いです。

あたり前が、あたり前じゃない
増田真理子公務員

あたり前が、あたり前じゃない

〈地球がまぁるく見えるん台〉って知ってますか?
実はこれ、私が小学生のころに応募した愛称なのです。見たままを、名前にしただけ(笑)。
でも、逆にそれがよかったのかもしれないですね。
本当に地球の丸さを感じることができる場所だから。

親戚が県外に多かったせいか、子どものころから御前崎をみんなに自慢していました。
おいしい魚、きれいな景色、小学校でのアカウミガメの飼育など。
とにかく御前崎が大好き。

何気なく住んでいる御前崎。
でも日常にあるあたり前は、外から見たらあたり前じゃないのです。子どものころ、親戚のおじちゃんおばちゃんが「御前崎って、いいとこだねー」って言ってくれたように。

親になった今も御前崎の魅力を発見し続けています。
海からの日の出、海に沈む夕日、まぁるく見える水平線、新鮮な海産物、美味しいお茶のつまみにいも切干、あの人やこの人……。

いま、まわりにあるあたり前が、あたり前じゃないことに感謝し、大好きな御前崎に誇りを持ち暮らす。御前崎を大好きな人と人がつながっていくことで、いまの御前崎を未来へつないでいける気がします。

みんなが飾らず、心やすらぐ場所
山中みさ江食堂経営

みんなが飾らず、心やすらぐ場所

視界いっぱいに広がる太平洋。地球がまぁるく見える水平線。海から昇る朝陽と、海へと帰る夕陽。素晴らしい景色を一望できる御前埼灯台の横で、かれこれ28年ほど定食屋『紀行茶屋』を営んでいます。喉をつんばめる(つっかえる)ほど分厚い刺身の定食や、採れたての食材など、その日あるものを使ってお食事を提供しています。

ここは、地元の方はもちろん、東京や名古屋などからもお客さんが寄ってくれます。みんな口を揃えて言うのは、この景色の良さ。南側の窓にめいいっぱい広がる海をぼーっと眺めては、「心が洗われる」、「心の傷が癒された」、「自分を取り戻せた気がする」と、心の平穏を取り戻して、また日常に帰っていきます。開放的な自然を前におしゃべりしていると、なかには悩みや抱えている心の傷を話してくれるお客さんもいて、「なんだか元気になった」、「またお母さんに会いにくるね」と言ってもらえることも。ほかのどんな言葉よりうれしい瞬間です。ここを“特別な場所”に想ってくれて、必要としくれる人がいるうちは、みんなが飾らずにゆったりとくつろげる、心の拠り所として残していけたらと思います。