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ちいさな感動が生まれる、ウミガメ放流会

2018年8月26日、ウミガメ放流観察会に参加しました。

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夏休み最後の日曜日。毎年この時期になると、海水浴で賑わったマリンパーク御前崎海水浴場の隣、オートキャンプ場の東側で「ウミガメ放流観察会」が行われます。

この日は、貴重なウミガメの赤ちゃんを見ようと、小さな子どもから大人まで、大勢の人が集まりました。「子どものころ、海に行くと当たり前に見ていたウミガメを自分の子どもにも見せてあげたい」というお父さんや、「夏の思い出にウミガメの赤ちゃんを見たい」という家族連れが首都圏から来ることもあるそう。

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みんなでドキドキしながら、集合場所から放流観察会が行われる海を目指して歩きました。白い砂浜に青い海、波の音……。そしてなんとこの日は、海の向こうに薄っすらと富士山の美しいシルエット! 夏の思い出にピッタリの、絶好の観察日和になりました。

ウミガメの赤ちゃんを心待ちに波打ち際で並んでいると、ウミガメ保護監視員の方々がバケツを持って準備を始めました。ギャラリーがバケツの中を覗きこみ、ちっちゃな手足をバタバタさせた手のひらサイズの赤ちゃんガメの姿に、あちらこちらから「ちっちゃーい!」「かわいいー!」という歓声が上がります。

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ウミガメ保護監視員の方々が1匹ずつ砂浜にウミガメの赤ちゃんを降ろすと、一目散に海に向かって走り出しました。小さな手足で一生懸命歩む、その必死の姿に「がんばれー!」「気をつけてね!」「いってらっしゃい」「またねー!」とそれぞれが声援を送っていました。波打ち際までたどり着いたウミガメが波に押されて砂浜に帰ってくるようなシーンもありましたが、高い波にくじけることなく、海へと一直線に進んでいきます。小さな体で広大な大海原に向かっていく、心打たれる瞬間でした。

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放流されたウミガメの赤ちゃんでも、大人になるまでにはいくつものハードルがあり、外敵に食べられたり、病気になったりせずに生き残れるのは、極わずかだそう。
ここ御前崎で保護され、巣立ったウミガメの赤ちゃんたちにも、数々の試練を乗り越えて大きくなってほしいですね。

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UMICO編集部
2018年8月