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2018

おだやかさに癒される〈あらさわふる里公園〉

おだやかさに癒される〈あらさわふる里公園〉

2018年5月某日、あらさわふる里公園を訪ねました。

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視界いっぱいに広がる青い空、緑の芝生。心地よい風と陽射しのそそぐ春の陽気。元気な子どもたちの声が、あちらこちらから聞こえてきます。

ここは、茶畑や山々に囲まれた景観に、どこか“ふるさと”を感じるスポット〈あらさわふる里公園〉です。

入口でまず目に入ったのは、清清しい空に力強い音を立てて泳ぐ、色とりどりの鯉のぼりたち。大きな口を開けて、やわらかい5月の風を丸呑みしながら、行き交う人々の頭上ではためいています。

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坂を上ってすぐの芝生広場では、家族連れやママ友たちが木陰にレジャーシートを広げてピクニック。男の子も女の子も、あざやかなグリーンの丘を元気に駆け回っています。

その先に進んでいくと、なにやら大きな歓声が……。近づくとそこには、「芝スキー」を楽しむ子どもたちがいました! 勢いよくすべりだし、あっという間に上から下へ。楽しそうに笑顔を振りまきながら、斜面をすべっては上り、何度も何度もトライしていました。

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園内には、手ぶらでバーベキューが楽しめる広場も。暑さをしのげるテーブル席は、茶畑と空が見渡せ、開放感にあふれています。予約をすれば、大人気の地元の特産牛「遠州夢咲牛セット」と「国産牛セット」がオーダーできます。手軽にキャンプ気分を味わえるのはうれしいですね。

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「なぜこんなところに!?」と思わせたのは、ニワトリ小屋の奥にいたクジャク。人影に気づくと、閉じていた羽を大きく開いて猛烈アピール! その羽のサイズと、青い模様のあざやかさに、ただただ圧倒されました。なかなか羽を広げた姿は見せてくれないイメージのクジャクですが、この日は広げっぱなしの大サービス。ここぞとばかりに、カシャカシャとシャッター音を連発。ちょっとした動物園の雰囲気を楽しめる、意外な穴場ですね。

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ほかには、水生植物やメダカなどが生息する棚池や、公園内が一望できる展望台があります。茶畑や水車など、守っていきたい日本の風景。公園入口には、海の幸、山の幸をふんだんにつかった“おふくろの味”が自慢の「味工房 わらび」や、地元の農家さんの旬の食材が並ぶ直売所「ほい!かって家(やー)」があり、ランチや買い物客でにぎわっていました。

思いっきり遊んだり、おいしいものを食べたり、ただただのんびり過ごしたり。四季の草花と自然に包まれた、ふるさとの風景が心を和ませてくれるスポットでした。

UMICO編集部
2018年5月

あらさわふる里公園