御前崎市シティプロモーション市民講演会に、パネリストとして参加!

2019 年度御前崎市シティプロモーション市民講演会にパネリストとして参加しました。テーマは、「市民一人ひとりが観光大使」でした。市長と 4人の市民パネラーが聴講者と一緒に、まちの魅力発信について話し合いました。
食にはその地域の文化や歴史、特性が反映されています。中でも、「美味しい食べもの」には、魅力が詰まっていると思います。御前崎にもたくさん美味しいものがありますが、私は特に芋切干しが大好きで、毎年親戚からもらう芋切干しはわが家の冬の定番おやつになっています。御前崎の芋切干しは、(1)静岡県に初めてさつまいもが伝わった地としての歴史、(2)芋切干し発祥の地としての歴史、(3)遠州のからっ風を活かした製法等、美味しいだけでなく歴史が詰まった特産品です。このように食べものを通して、御前崎の魅力を奥深く伝えることができると考えています。
また、食は地域の観光資源になります。これまでは、友人を誘って市内のレストランなどに一緒に行くことで、魅力発信が出来ているのではないかと考えていました。ところが友人は、「御前崎にこんなお店があったなんて知らなかった!」と写真を撮っては SNS に投稿します。私が友人をお店に連れて行ったことで、一人の友人からさらに友人へと情報が広がっていくことが分かって、その効果は大きなものになるなと思いました。
情報発信の際に大事なことは、情報の信憑性と考えています。友人の情報だからこそ信用ができ、影響力も大きいと思います。ロコミは身近な人から発信された情報だからこそ、信頼され重要視されます。私自身、市内に新しくできたパン屋やカフェなどを知人から教えてもらって初めて知ることがあり、とても助かります。今の若い人は、誰もが知っているコト・場所より、小ぢんまりした口コミ情報を探し求めているように感じます。そうすると、実際に足を運んで得られる情報がとても重要になってくると思うので、これから将来を創る立場として、若者自身が御前崎市にいることが大切だと思いました。今回の講演会のテーマでもあった「市民一人ひとりが観光大使」になった気持ちで、私たち市民一人ひとりの声による魅力発信が大事だと思います。