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2020

11月開催の「灯台ワールドサミット」に向け、5月から事前講座を開講

11月開催の「灯台ワールドサミット」に向け、5月から事前講座を開講

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1999年に無人化され、老朽化の一途をたどるばかりで、その存続が危ぶまれていた御前埼灯台。しかし、150年の歴史を見つめてきて今なお現役の御前埼灯台は、私たち住民にとって欠かすことのできない存在であり、まちの自慢、誇りでもあります。これをなんとか、付属舎と広場を含め、明治のままの姿で残したい、守りたいということから、2006年に発足したのが「御前埼灯台を守る会」です。

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約70名でスタートした会員数も現在は約130名に増加。活動としては、毎週日曜日に灯台資料館を開館したり、毎年5月の連休と海の日、灯台記念日の年に3回、イベントを開催したりしています。資料館では会員2名が1組となって当番を務め、「平成の灯台守」として来館者の案内をしています。

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そして、2020年11月に開催を予定しているのが「灯台ワールドサミットin御前崎」です。このサミットは御前崎市のほか、三重県志摩市、千葉県銚子市、島根県出雲市の参観灯台を有する4市の自治体が発起人となり、灯台とその周辺地区の観光資源化や灯台を次世代に引き継ぐための活用促進などを目的に、様々な催しが開催されます。守る会でも、サミットの前に、灯台のことを少しでも知ってもらうための講座の開講や、資料館に展示するパネル制作などの準備を着々と進めています。事前講座では、地域の方々や灯台愛好家など多くの皆さまにご満足いただける内容を計画中ですので、どうぞ楽しみにお待ちください。

御前埼灯台を守る会
齋藤 正敏さん